将棋でこちらが先手。7六歩とついて、後手が3四歩。9六歩。その後に角を換えてくる戦法はあまりプロの将棋は見ませんが、先手有利なのでしょうか?また後手番でも同様にすぐに角を換えてきた場合の定跡などはある
のですか?詳しく手順など教えてくださると幸いです。
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▲7六歩△3四歩▲9六歩△8八角成▲同銀と進んだ局面は、
下記の対局がありますので、下に棋譜を掲載します。
また通常の(先手からの)筋違い角については、「イメージと読みの将棋観」という本の中で、
羽生先生、谷川先生、渡辺先生、佐藤先生、森内先生、藤井先生の六名の先生方が、
それぞれの見解を述べていますが、なかなか面白いですよ。
羽生先生:先手勝率50%
佐藤先生:先手勝率20%
森内先生:先手勝率48~50%
谷川先生:先手勝率45%
渡辺先生:先手勝率30%
藤井先生:先手勝率10%
通常の筋違い角について、羽生先生、森内先生、谷川先生はほぼ互角という中で、
佐藤先生、渡辺先生、藤井先生は先手勝てないというんですから 笑
【後手番筋違い角】
開始日時:1992/07/02
持ち時間:2時間
棋戦:若駒戦
戦型:筋違角
場所:大阪「関西将棋会館」
先手:久保利明
後手:北島忠雄
*棋戦詳細:第14回若駒戦決勝
*「久保利明三段」vs「北島忠雄三段」
▲7六歩 △3四歩 ▲9六歩 △8八角成 ▲同 銀 △6五角
▲5八金右 △7六角 ▲5六歩 △4四歩 ▲4八銀 △2二銀
▲7八金 △3三銀 ▲5七銀 △4二飛 ▲5五歩 △6二玉
▲5六銀 △7二玉 ▲6八玉 △8二玉 ▲7九玉 △7二銀
▲6六歩 △4三角 ▲6五歩 △5二金左 ▲7七銀 △3五歩
▲8八玉 △2四歩 ▲6七金右 △4五歩 ▲8六歩 △4六歩
▲同 歩 △2五角 ▲5七金 △6九角成 ▲4七銀 △5九馬
▲6七角 △3六歩 ▲同 歩 △4五歩 ▲同 歩 △3四銀
▲5六銀 △1五馬 ▲3八飛 △2五歩 ▲3五歩 △4三銀
▲1六歩 △3三馬 ▲7六角 △2二飛 ▲3六飛 △2四飛
▲6六金 △5四歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲5五歩 △4三銀
▲8五歩 △4二馬 ▲4七銀 △2六歩 ▲同 歩 △2七歩
▲3七桂 △2八歩成 ▲2五歩 △2二飛 ▲2六飛 △1九と
▲6七角 △1四歩 ▲4六銀 △1五歩 ▲8四歩 △同 歩
▲4四歩 △同 銀 ▲2四歩 △2五歩 ▲8三歩 △7一玉
▲2五飛 △1三桂 ▲2七飛 △2四飛 ▲同 飛 △同 馬
▲2一飛 △4二馬 ▲4五銀 △同 銀 ▲同 桂 △2九飛
▲同飛成 △同 と ▲8二銀 △6二玉 ▲8一銀成 △同 銀
▲5四桂 △7二玉 ▲4二桂成 △同 金 ▲2二飛 △3二歩
▲6四歩 △同 歩 ▲2一飛成 △4一歩 ▲8二歩成 △同 玉
▲4三歩 △6五歩 ▲7五金 △6六香 ▲8三歩 △9二玉
▲6六銀 △同 歩 ▲5六角 △7九銀 ▲同 金 △5八飛
▲7八角打 △8六銀 ▲8二歩成 △同 玉 ▲8七歩 △7五銀
▲8三銀 △7一玉 ▲4二歩成 △7六桂 ▲9七玉 △5六飛成
▲同 角 △6四角 ▲7二歩
まで147手で先手の勝ち
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>7六歩とついて、後手が3四歩。9六歩。その後に角を換えてくる戦法はあまりプロの将棋は見ませんが、先手有利なのでしょうか?
9六歩は序盤としてはそれほど価値が高くない手です。
なので、9六歩自体が少ないという面があります。
>また後手番でも同様にすぐに角を換えてきた場合の定跡などはある のですか?
あります。角替わり棒銀などいろいろと定跡はあります。
>詳しく手順など教えてくださると幸いです。
細かい手順と変化を並べるのは不可能です(回答には2000文字という制限があります)。
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