将棋における段位は、昔に比べて甘くなっていますか?
免状を発行しても意味はありませんか?
商売のため、簡単に免状を取得できるといううわさを耳にしたのですが、本当ですか?
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免状は実力に合っていれば、ないより、あったほうがいいと思います。
私の友人は以前、二段の免状を得たのですが、しばらく棋友には秘密にしていました。実力と合わなかったからです。
免状はずっと前から、将棋雑誌や新聞で簡単に取ることが出来ました。
簡単にというのは、実戦ではなく、比較的易しい問題を解くだけで認定してくれ、認定に応じた段位を取ることができるという意味です。
取りやすさ自体はあまり変わっていないと思いますよ。
以前は、段位は実力の評価として唯一の目安でしたが、最近はネット将棋が盛んになり、そこではかられるレーティングがより信頼の置ける実力の目安となり、段位の価値が下がり、段位免状の存在価値も下がりました。
将棋連盟としては、濡れ手に粟の非常にうまみのある収入なので、連盟にお金が必要なときには免状キャンペーンのようなものをよくやるようです。
私の知り合いが、関西将棋会館を建てる少し前に三段免状を得たといっていますが、おそらく、連盟のキャンペーンがあり、その収入は会館の建設資金として使われたことでしょう。
最近は、キャンペーンもあまり効果ないのではないでしょうか。
資金集めの妙案として、連盟は、将棋クラブ24のレーティングの認定証を有料で発行すればいいのではないでしょうか。
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段数はただの飾りではないかと思います。
4段以上がプロで、将棋でお金がもらえます。
4段と9段が対戦して、9段が勝てばニュースになるかもしれないくらいめずらしいかもしれません。
長年やっていれば、勝利数も増え、段数は上がります。
公式戦で「100+120+150+190+250」勝、つまり「810」勝すれば7大タイトルと無縁でも9段になります。
1年に40~50勝していけば、16~20年位で810勝は出来ます。
http://www.shogi.or.jp/kisen/kitei.html
昇段規定九段へ
竜王位2期在位
名人位1期在位
タイトル3期獲得(八段の資格のない場合は八段免許状発行日の一年後に昇段)
八段昇段後公式戦250勝
八段へ
竜王位1期在位
順位戦A級昇級
七段昇段後公式戦190勝
七段へ
竜王挑戦
竜王戦1組昇級
六段昇段後竜王ランキング戦連続2回昇級または通算3回優勝
順位戦B級1組昇級
六段昇段後公式戦150勝
六段へ
竜王戦2組昇級
五段昇段後竜王ランキング戦連続2回昇級または通算3回優勝
順位戦B級2組昇級
五段昇段後公式戦120勝
五段へ
竜王ランキング戦連続2回昇級または通算3回優勝
順位戦C級1組昇級
公式戦100勝
四段へ
三段リーグの優勝・準優勝
三段リーグ次点2回
※原則として、同一年度内に2回以上昇段することはない。(※竜王戦による昇段は除く)
※竜王ランキング戦優勝による昇段については、昇段前の優勝も昇段の条件になる。(例・五段時に4組で昇級し、その年に勝星もしくは順位戦で六段に昇段し、次の年に3組で昇級した場合は七段昇段)
※引退棋士・フリークラス棋士については、年数などを加味して昇段することがある。
※抜群の成績を挙げた場合は、理事会にて審議の上、昇段を決定することがある。
フリークラス棋士のC級2組昇級・復帰規定についてはこちら
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お金で免状が買えるとこもありますからねぇ・・・笑
意味がないことはないですが、結局アマ○段を持ってるとか言っても弱かったら意味ないですしね。
レベルは、昔に比べたら将棋は上がってきていると思います。
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